先週末甲陽園地下壕を記録し保存する会の戦跡フィールドワークに参加しました。「わびすけ」から南へ100メートルの松山大学温山記念会館(旧新田邸)を見学しました。1928年に建てられたスペイン風洋館は近所の旧甲子園ホテルとともにモダニズムの象徴です。 その広大な庭の一隅にコンクリート造り2重扉換気装置つきの防空壕(シェルター)があります。いつもは閉じられた大きな門越しに洋館が見えるだけでその裏に防空壕があるとは知りませんでした。洋館も鉄筋コンクリート造りで阪神淡路大震災でも被害はなかったとのことただただ資産家の力に驚くばかりでした。