わびすけ「時々日記」

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福島のすがた 3・11で止まった町


13回目の震災企画は
福島県三春町に住む飛田晋秀(ひだしんしゅう)さんの
原発被災地の写真展です。

飛田さんは日本の職人を撮るプロの写真家


3・11後は
「事故を風化させない」
「現地の状況と県民の思いを知ってほしい」と
警戒区域に一時帰宅する被災者に同行して撮影をしている





今回の企画は
五輪招致でのunder control発言がきっかけです。
原発は多くの住民から広大な土地とそこに暮らす時間を奪った。
原発事故の実態を無人の街が物語っています。


50年前に結婚で大熊町を離れた女性が来場されました。
通学で利用した駅や通りの写真を
複雑な表情で見つめておられました。
この3月11日には慰霊祭に行き
立ち入り許可を取って墓参りも予定しているとのこと。
原発は
故郷を訪ねる自由さえ奪ってしまった。


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